木漏れ日のアニバーサリー

木漏れ日のアニバーサリー

今日のニューヨークは快晴。少し風があります。

窓辺のテーブルで朝のコーヒーを飲んでいたら、

木々のそよぎにつれて、木漏れ日が降り注いで……。


何十年も生きてきて、

木漏れ日というものに注意がいったのは、

生まれて初めてです。

だから今日は、「木漏れ日」という単語を書き記した記念日になりますね。


小学校低学年の頃から、音楽や演劇が大好きでした。

遊びといえば、自作劇を練習する演劇グループや、壁新聞の編集グループ主宰。以来、本番日や締切だけを前に見て、走り続けてきました。


もちろん、子育てもしながらね。


女の人生って、内容は私ことmintのような「音楽や演劇」ではないにしろ、案外そんなものでは?

子ども、子ども! 仕事、仕事!

ふと立ち止まると、「いったい”わたし”はどこにいっちゃったんだろう?」と、呆然とします。


そんなときに、チラチラ揺れる木漏れ日。なぜかホッとしました。

初秋の日差しと、色褪せ始めた木々の緑がマッチして。

「”わたし”はここにいて、それでこの世は調和に満ちている」と教えてくれます。